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作家別 掛け軸買取価格一覧|有名作家の買取価格の目安
作家名から掛軸の買取価格の目安を確認できる一覧です。日本画家、書家、禅僧、中国書画家の主要作家について、掛軸形式の真筆を前提とした価格帯を掲載しています。

作家別 掛け軸買取価格一覧(五十音・価格帯で絞込)
このページの要点
- 作家別の掛軸買取価格は、真筆・傷みなし・標準的な表装を前提とした目安です。
- 価格帯:山本梅逸5万〜60万円/橋本関雪10万〜120万円/川合玉堂20万〜200万円/富岡鉄斎20万〜300万円/円山応挙30万〜500万円/斉白石20万〜1,000万円(いずれも真筆と判断できる掛軸の場合)。
- 判断基準:作家名が分かるかどうかで金額の桁が変わるため、落款・印章・箱書の3か所を先に確認する。
- 一覧にない作家:掲載19名以外の作家、無名作家、無落款の軸も査定の対象です。
- 費用:査定料・出張料・宅配送料・キャンセル料は0円で、受付は24時間です。
ご依頼の多い作家について、掛軸形式の作品の買取価格帯を五十音順で掲載します。いずれも真筆で、本紙に大きな傷みがなく、標準的な表装である場合の目安です。作家名をクリックすると、その作家の査定ポイントと真贋確認の要点をご覧いただけます。
| 作家 | 分野 | 買取価格帯の目安 |
|---|---|---|
| 池大雅 | 南画・文人画 | 20万〜300万円 |
| 伊藤若冲 | 近世日本画 | 10万〜500万円 |
| 上村松園 | 美人画 | 20万〜300万円 |
| 狩野探幽 | 狩野派 | 20万〜300万円 |
| 川合玉堂 | 近代日本画 | 20万〜200万円 |
| 小林古径 | 近代日本画 | 10万〜100万円 |
| 仙厓義梵 | 禅画 | 10万〜200万円 |
| 竹内栖鳳 | 京都画壇 | 20万〜250万円 |
| 富岡鉄斎 | 文人画 | 20万〜300万円 |
| 白隠慧鶴 | 禅画・墨蹟 | 20万〜300万円 |
| 橋本関雪 | 京都画壇 | 10万〜120万円 |
| 平山郁夫 | 近代日本画・版画 | 5万〜80万円 |
| 東山魁夷 | 近代日本画・版画 | 5万〜60万円 |
| 円山応挙 | 近世日本画 | 30万〜500万円 |
| 山本梅逸 | 尾張南画 | 5万〜60万円 |
| 横山大観 | 近代日本画 | 30万〜500万円 |
| 雪舟 | 水墨画 | 3万〜(真筆は流通が稀) |
| 斉白石 | 中国書画 | 20万〜1,000万円 |
| 張大千 | 中国書画 | 20万〜1,000万円 |
掲載価格について
市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。
高額査定になりやすい作家の傾向
掛軸の世界で価格が高い水準に落ち着く作家には、いくつか共通した条件があります。
- 美術館・大型展覧会で継続的に紹介され、一般の認知が保たれている
- 真贋を判断できる資料や鑑定の受け皿があり、取引の前提が整っている
- 作品数が限られ、市場に出る機会が少ない
- 掛軸としての需要だけでなく、額装や屏風など他形式でも評価されている
- 中国近現代書画のように、国内外の双方に買い手がいる
反対に、生前は名を知られていても、鑑定の受け皿がなく真贋の判断が難しい作家は、実力に比して金額が伸びにくい傾向があります。また、明治から昭和にかけて量産された床の間用の軸は、絵として整っていても供給が多く、数千円台にとどまることが少なくありません。
作家の一覧は取扱作家一覧と作家別の買取価格の目安から、分野・時代でも絞り込めます。
同じ作家でも価格が変わる理由(真贋・作行・状態)
一覧の価格帯に大きな幅があるのは、次の3点が一点ごとに違うからです。
真贋
著名作家ほど写しや後世の摸作が多く出回ります。落款と印章が同じ形でも、印影の摩耗、紙絹の質、表装の年代が作家の活動期と合わなければ、真筆としては扱えません。判断が割れる作家では、鑑定機関の評価があるかどうかで金額が数倍変わることもあります。
作行き(できばえ)
同じ作家でも、じっくり描いた本画と、席上で短時間に揮毫した作では評価が異なります。筆の入りと抜き、余白の取り方、賛の字姿から、制作時の力の入れ方をある程度読み取ります。
状態と付属品
本紙中央のシミ、絵柄を横切る折れ、絵具の剥落は減額幅が大きく、修復には費用と数か月の期間がかかります。一方で、作者自身の共箱、二重箱、太巻添軸が揃っていれば、保存環境がよかった証左にもなり評価は安定します。
要素ごとの詳しい影響は掛軸の査定基準をご覧ください。
よくある誤解:有名作家の名前があれば高い
落款に著名作家の名があっても、木版複製や後世の写しであれば数千円の評価になります。作家名は出発点にすぎず、肉筆かどうか、筆致と落款が作家の基準作と整合するかを確認したうえで価格帯が決まります。
一覧にない作家の掛け軸について
一覧に掲載しているのは、お問い合わせの多い作家に限られます。掲載がない=買取できない、という意味ではありません。実際にお譲りいただく掛軸の多くは、一覧にない作家や、地方の画壇で活動した作家の作品です。
地元でよく知られた画家、書家、僧侶の書は、その地域で継続した需要があり、数千円から数万円で取引されることがあります。近代以降の日本画家であれば、美術年鑑や作家名鑑に号や経歴が載っていることも多く、そこから評価の手がかりを得られます。
また、作家名が分からない軸、そもそも落款がない軸も査定の対象です。時代、絵の出来、表装の格、箱の様子から総合的に判断します。詳しくは無落款・作者不明の掛軸の査定をご覧ください。掛軸以外の書画については掛軸以外の書画買取(日本画・洋画・版画ほか)でも取り扱っています。
作家名が分からないときの調べ方
作家を調べる手がかりは、本紙の落款と印章、桐箱の蓋に書かれた箱書、表装や箱に貼られた題箋の3か所にあります。順に確認してみてください。
- 本紙の左下または右下を見て、署名と印を探します。書の場合は末尾にあることが多くなります。
- 署名を一字ずつ書き写します。読めない字は形のまま写して構いません。多くは「号(画家としての別名)」で署名されています。
- 印章の形(四角・楕円・瓢箪型)と、白文(字が白く抜ける)か朱文(字が朱で出る)かを控えます。
- 桐箱の蓋の表と裏を見ます。表に画題、裏に作者名と落款があることが一般的です。
- 読み取った号を、作家名鑑や落款集で照合します。同じ号を名乗る作家が複数いることもあるため、時代と分野もあわせて確認します。
手順の詳細と印章の読み方は落款・印章から作者を調べる方法で解説しています。読めない場合は、落款と箱書を撮影してLINE写真査定にお送りいただければ、こちらで確認します。
作家別の買取実績
作家名が判明した掛軸の買取例です。過去の個別の取引であり、同じ作家でも状態と付属品によって金額は変わります。
| 作家・品目 | 状態・付属品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 近代日本画の大家による富士図 | 共箱・二重箱、シミなし | 86万円 |
| 文人画家の彩色山水 | 共箱、賛あり、表装に軽い浮き | 54万円 |
| 京都画壇の作家による動物画 | 共箱あり、本紙に薄ヤケ | 32万円 |
| 禅僧による大字の墨蹟 | 箱書あり、周縁にシミ | 18万円 |
| 中国近現代作家の花卉図 | 題款・印章、現物確認のうえ評価 | 36万円 |
| 尾張南画の花鳥図 | 箱なし、絹本に折れ | 4万2,000円 |
その他の事例は掛軸・書画の買取実績に掲載しています。
掲載価格の注意点と更新方針
掲載している価格帯は、すべて真筆であることを前提とした参考値です。複製、後世の写し、工房作、印刷である場合は、この価格帯は当てはまりません。また、同じ作家でも書と絵、掛軸と額装では評価の基準が異なります。
掛軸の相場は、美術市場の取引動向、展覧会や再評価の機会、和室のある住宅の増減といった要因で動きます。当ページの価格帯は、直近の取引実績と市場の動きをもとに定期的に見直していますが、掲載時点と現在で水準が変わっていることもあります。
掲載価格について
市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。
金額をご提示する際は、評価した点と減額した点の内訳をあわせてご説明します。ご納得いただけない場合は、その場でお断りいただけます。掲載情報の位置づけはサイトのご利用についてもご確認ください。
無料査定・作家ページのご案内
作家ごとの詳しい査定ポイント、真贋で注意したい点、共箱の影響については、各作家ページにまとめています。一覧から探す場合は取扱作家一覧と作家別の買取価格の目安をご利用ください。価格の決まり方そのものを知りたい方は掛軸買取相場・価格表と掛軸の査定基準が参考になります。
実際の金額は、現物または写真を確認したうえでご提示します。査定料、出張料、宅配買取の送料、キャンセル時の返送料はいただきません。写真を送るだけのLINE写真査定なら、ご来店も梱包も必要ありません。落款が読めない、箱書の文字が分からないという状態のままで結構です。
本数が多い場合や、屏風・額装作品が混ざる場合は、ご自宅まで伺う出張買取が向いています。お申し込みは無料査定お申し込みから、24時間受け付けています。
よくあるご質問
作家別の掛け軸買取価格はどこで確認できますか
このページの一覧で、作家名から掛軸形式の買取価格帯を確認できます。日本画家・書家・禅僧・中国書画家を五十音順に並べ、真筆で本紙に大きな傷みがなく、標準的な表装である場合の目安を掲載しています。たとえば池大雅20万〜300万円、伊藤若冲10万〜500万円、円山応挙30万〜500万円、横山大観30万〜500万円です。作家ごとの査定ポイントと真贋確認の要点は、各取扱作家一覧の個別ページに記載しています。
横山大観や富岡鉄斎の掛け軸はいくらになりますか
掛軸形式の真筆を前提とした目安は、横山大観が30万〜500万円、富岡鉄斎が20万〜300万円です。大観は富士や海山といった代表画題で共箱がそろうと上限側に近づき、鉄斎は晩年の濃彩な山水や賛の入った文人画が高く評価されます。いずれも複製や後世の写しが多く出回るため、落款・印章・紙絹を拡大して確認します。実績では近代日本画の大家による富士図(共箱・二重箱、シミなし)が86万円でした。
一覧に載っていない作家の掛け軸も買取できますか
買取できます。一覧はお問い合わせの多い作家に絞ったもので、地方画壇の作家や、名鑑に載らない書家・僧侶の書もお譲りいただいています。地方画壇・郷土作家の掛軸は3,000〜5万円、地元での知名度が高く作行きが丁寧なもので5,000〜10万円が目安です。尾張南画の花鳥図(箱なし、絹本に折れ)が4万2,000円となった例があります。作家が特定できない軸も無落款・作者不明の掛軸の査定としてお受けします。
同じ作家でも価格帯に大きな幅があるのはなぜですか
真贋、作行き、状態の3点が一点ごとに違うためです。真筆か後世の写しかで評価はまったく変わり、同じ作家でも時間をかけた本画と席上で短時間に揮毫した作では差が出ます。共箱と箱書がそろうか、絹本か紙本か、金泥など高価な絵具が使われているかも判断材料です。加えて、回顧展や出版があるとその作家の引き合いが一時的に強まります。要素ごとの影響度は掛軸の査定基準で分解しています。
作家名が分からない掛け軸はどう調べればよいですか
手がかりは3か所にあります。本紙の落款と印章、桐箱の蓋に書かれた箱書、表装や箱に貼られた題箋です。落款は本紙の左下または右下、書の場合は本文の末尾にあり、末尾の1〜2字は「筆」「画」「書」などの語であることが多く、その手前が号にあたります。読めなくても構いません。10倍程度のルーペと写真があれば十分で、手順は落款・印章から作者を調べる方法にまとめています。
掲載価格はどのように算出し、いつ更新していますか
自社の過去の買取実績と、美術品市場での取引動向をもとに、真筆で状態が中程度以上の場合の価格帯として算出しています。実績に連動して定期的に見直していますが、参考値であり買取価格をお約束するものではありません。回顧展や出版で引き合いが強まる時期、同じ作家の作品が短期間に大量に出た時期には水準が動きます。実際の金額は現物を拝見したうえで、評価した点と減額した点とあわせてご説明します。
落款があれば作家は特定できますか
有力な手がかりになりますが、それだけで断定はできません。同じ号を名乗る作家が複数いること、後世の写しが同じ落款を模していることがあるためです。印章の形と白文・朱文の別、紙絹の時代、表装の様式、箱書を組み合わせて絞り込みます。高額が見込まれる作家や真贋の検討が必要な品は、写真で当たりを付けたうえで現物確認をご案内します。考え方は掛軸鑑定・無料査定をご覧ください。
中国の作家の掛け軸も一覧に含まれていますか
斉白石と張大千を掲載しており、いずれも20万〜1,000万円が目安です。ただし中国書画は模作の流通が多く、写真で落款と印章を確認し、現物で紙質と表装を見る二段階で進めます。現物確認済みの近現代作家の花卉図が86万円、清代の山水図が21万円、土産物の花鳥図20本のまとめて1万2,000円という実績があります。中国書画全般の扱いは中国掛軸・中国書画買取に記載しています。
作家が分かった後はどう進めればよいですか
価格帯をご覧いただいたうえで、写真4枚(掛けた状態の全体、落款と印章、桐箱の蓋の表と裏、傷みのある箇所)をお送りいただくのが最短です。LINE写真査定は通常1営業日以内、申込フォームは1〜2営業日以内に概算をお伝えします。金額の確定には現物の確認が必要で、店頭・出張・宅配からお選びいただけます。査定料・出張料・宅配送料・キャンセル料はいただきません。受付は無料査定お申し込みで24時間承っています。