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掛け軸の鑑定・無料査定|真贋と価値を専門スタッフが確認

掛軸の落款・印章・筆致・表装から作者と真贋の手がかりを確認し、買取価格を算定します。査定は無料で、売却をお決めになる前でもご利用いただけます。鑑定と査定の違いも含めてご説明します。

ルーペで拡大した掛軸の落款と朱の印章(掛け軸鑑定・無料査定/イメージ)

掛け軸鑑定・無料査定でできること

このページの要点

  • 鑑定は真贋の判断、査定は買取価格の算定で、行う人も費用も異なります。
  • 違い:鑑定は作家の鑑定機関・鑑定人が行い、1点あたり数万円から5万円程度の費用と日数がかかります。査定は買取業者が行い、無料でその場で結果が出ます。
  • 見るところ:落款・印章・筆致・紙絹・表装の年代・箱書の6か所から、作者と真贋の手がかりを確認します。
  • 回答までの日数:LINE写真査定は通常1営業日以内、宅配買取は品物の到着から1〜3営業日、出張買取は訪問当日に金額をお伝えします。
  • 実績例:「有名な画家の軸らしい」と伝わる山水図が近代の文人画家と判明して54万円、床の間の花鳥図が木版複製と分かり2,000円という例があります。

お手元の掛軸について、次の3点をお調べします。いずれも費用はいただきません。

  • 誰の作品か落款(作者の署名と印)、印章、箱書、題箋から作者を絞り込みます
  • 肉筆か複製か:ルーペで網点や刷り版のずれを確認し、墨の滲みや絵具の盛り上がりを見ます
  • いくらで買い取れるか:作者、真贋の評価、寸法、状態、表装、共箱、画題の需要を踏まえて金額を算定します

作者が読めない軸、落款のない軸、シミやカビのある軸、桐箱のない軸も、そのままの状態で拝見します。売却をお決めになっていない段階でのご相談も歓迎です。掛軸以外の書画、額装作品、屏風、色紙、古文書も同時に拝見できます。

ただし、当方が行うのは買取のための査定であり、真贋を最終的に確定する第三者鑑定ではありません。この違いは次の項で詳しく説明します。

鑑定(真贋)と買取査定の違い

「鑑定」と「査定」は日常会話では混同されがちですが、目的も担い手も異なります。

鑑定
その作品が本当にその作家の手によるものかを判断すること。作家の遺族や後継者、作家別の鑑定機関、鑑定人が行います。結果は鑑定書や登録票、極め書といった書面で示されます。有料で、日数もかかります。
査定
買い取る場合の価格を算定すること。買取業者が行います。真贋の評価は価格算定の前提として検討しますが、業者が真贋を確定するわけではありません。無料で、その場で結果が出ます。
鑑定と査定の違いを、目的・行う人・費用・日数・結果として得られるものの5点で比べた表です。
比べる点鑑定(真贋の判断)買取査定(価格の算定)
目的その作品が本当にその作家の手によるものかを判断する買い取る場合の価格を算定する
行う人作家の遺族・後継者、作家別の鑑定機関、鑑定人買取業者の査定担当
費用数万円〜5万円程度(作家により異なる)0円
結果が出るまで作家ごとに受付期間と審査の日程が定められており、日数がかかる店頭・出張はその場、宅配は到着から1〜3営業日、LINE写真査定は通常1営業日以内
結果として得られるもの鑑定書・登録票・極め書といった書面買取価格の提示と、その根拠の説明

当方の査定担当は、落款の字姿、印影、紙絹の質、表装の年代、箱書の筆跡といった材料から真贋の検討を行い、判断できる範囲でご説明します。ただし、判断が割れる作家や高額帯の作品については、最終的な真贋は鑑定機関の判断に委ねるべきとお伝えし、取次先をご案内します。

鑑定書の種類や役割については鑑定書・真贋の考え方で詳しく説明しています。ご自身で確認したい方は掛軸の価値の見分け方もご覧ください。

鑑定・査定の費用と無料の範囲

費用の区分は次のとおりです。当方で行う査定に関わる費用は一切いただきません。

費用の区分
内容費用担い手
LINE写真査定無料当方
店頭での査定無料当方
出張査定(出張料含む)無料当方
宅配査定(往復送料含む)無料当方
査定後のキャンセル無料当方
第三者機関による真贋鑑定1万〜5万円程度鑑定機関・鑑定人
鑑定書の発行機関により異なる鑑定機関・鑑定人

掲載価格について

市場動向・作品の状態により変動します。掲載価格は過去の取引をもとにした目安であり、買取価格を保証するものではありません。

第三者鑑定の費用は作家や機関によって幅があり、作品一点ごとにかかります。鑑定を経ることで金額が大きく変わる見込みがある場合にご案内しており、費用が金額の上振れに見合わないと考えられる場合は、その旨も率直にお伝えします。

よくある誤解:買取業者が真贋を確定できる

買取業者が行うのは価格の算定であり、真贋の最終判断は作家の鑑定機関や鑑定人の領域です。判断が割れる作家や高額帯の作品については、鑑定機関の判断に委ねるべき旨をお伝えし、取次先をご案内します。

鑑定の依頼方法(LINE写真・持ち込み・出張・宅配)

ご依頼の方法は4つあります。いずれも費用はかかりません。

  • LINE写真査定全体・落款・箱・傷み部分の写真をお送りいただき、概算をご案内します。最短で当日中に回答します。
  • 店頭に持ち込む全国41店舗でその場査定。実物を見ながら評価の根拠をご説明できます。
  • 出張で来てもらう本数が多い場合や大型品がある場合に。蔵や押入れからの搬出も承ります。
  • 宅配で送る遠方の方へ。梱包キットを無料でお送りし、返送になった場合も送料はいただきません。

写真だけで判断できる範囲には限りがあります。落款が明瞭で作家が特定できる品、明らかに印刷と分かる品は写真で目安をお伝えできますが、真贋の検討が必要な品は現物を拝見したうえで改めてご提示します。まずは写真で概算を確認し、進める価値がありそうなら現物確認へ、という二段階が効率的です。

鑑定でみるポイント(落款・印章・表装・箱書)

落款

本紙の左下または右下(書は末尾)にある署名と印です。多くは本名ではなく号(画家としての別名)で書かれます。字姿は作家ごとに癖があり、時期によっても変化するため、基準作と突き合わせて活動期の整合を確認します。

印章

形(四角・楕円・瓢箪型)、白文(字が白く抜ける)か朱文(字が朱で出る)か、印泥の色と押し方を見ます。長年使われた印は縁が摩耗するため、摩耗の具合と制作年代が合っているかも手がかりになります。

本紙と表装

絹本か紙本か、絹の織り目の細かさ、紙の簀の目、経年による色の変化を見ます。表装の裂の織りや意匠にも時代の傾向があり、本紙より新しい仕立てであれば、後年に仕立て直されたと分かります。

箱書と題箋

桐箱の蓋の表に画題、裏に作者名と落款があるのが一般的な形です。作者自身が書いた共箱か、後世の鑑定人による極め箱かで意味が変わります。箱と本紙の取り合わせが後年に組まれていることもあるため、箱だけで判断はしません。

ご自身で確認する手順は落款・印章から作者を調べる方法にまとめています。

鑑定書・極め書の発行可否と第三者機関の役割

当方は買取業者であり、真贋を証明する鑑定書の発行は行っておりません。鑑定書を必要とされる場合は、その作家に対応する鑑定機関、遺族・後継者、専門の鑑定人へお取り次ぎします。

書面には次のような種類があり、意味が異なります。

鑑定書・登録票
作家別の鑑定機関や遺族が発行する書面。作家ごとに受付の窓口と手続きが異なります。
極め書・極め箱
鑑定人や後世の目利きが「これは誰某の筆である」と書き入れたもの。誰が極めたかで重みが変わります。
箱書
作者自身が書いた共箱、または所蔵者・僧侶などが書いたもの。鑑定書とは性格が異なります。
販売店の保証書
販売した画廊や百貨店が発行したもの。第三者による鑑定とは区別して扱います。

それぞれの位置づけと費用の目安は鑑定書・真贋の考え方で詳しく説明しています。鑑定書がない掛軸も査定はお受けしますので、書面がないことを理由にご相談をためらう必要はありません。

鑑定・査定の実績

これまでにお調べした掛軸の一例です。過去の個別の事例であり、同じ作家・画題でも状態と付属品によって結果は変わります。

鑑定・査定の事例
お持ち込みの内容確認の結果買取価格
「有名な画家の軸らしい」と伝わる山水図落款と印章から近代の文人画家と判明、共箱あり54万円
床の間に掛かっていた花鳥図ルーペで網点を確認、木版による複製2,000円
桐箱に「大徳寺」の書付がある一行書箱書と筆致が整合、僧侶の墨蹟と判断12万円
落款のない古い達磨図紙質と表装から江戸後期と推定2万4,000円
中国から持ち帰ったという立軸写真確認後、現物で題款と印章を照合36万円

より多くの事例は掛軸・書画の買取実績でご覧いただけます。

鑑定から買取までの流れ

お申し込みからお支払いまでの流れは次のとおりです。途中でおやめいただいても費用はかかりません。

  1. LINEまたは申込フォーム(メール)からお申し込みいただきます。品名や作者が分からなくても構いません。
  2. 写真を拝見し、作者の見当と概算の金額をご案内します。写真で判断できない点はその旨をお伝えします。
  3. 店頭・出張・宅配のいずれかで現物を拝見します。落款、印章、本紙、表装、箱を一点ずつ確認します。
  4. 査定額をご提示し、評価した点と減額した点の内訳をご説明します。第三者鑑定を経たほうがよい場合はご案内します。
  5. 金額にご納得いただけた場合のみご契約となります。古物営業法にもとづき本人確認書類のご提示をお願いします。
  6. 店頭・出張はその場で、宅配はご契約の確認後にお振り込みでお支払いします。

手続きの詳細と必要書類は買取の流れ・必要書類をご覧ください。

無料査定のお申し込み

査定料、出張料、宅配買取の送料、キャンセル時の返送料はいただきません。売却をお決めになる前の段階、価値を知りたいだけという段階でもご利用いただけます。受付は24時間、ご来店は事前にご連絡ください。

写真をお送りいただく場合は、掛けた状態の全体、落款と印章の部分、桐箱の蓋の表と裏、傷みのある箇所の4点を撮ってください。落款は画面いっぱいに寄せて、印章の朱色がはっきり写るように撮っていただくと精度が上がります。撮り方の見本はLINE写真査定に掲載しています。

落款のない軸や作者不明の軸については無落款・作者不明の掛軸の査定、価格の水準を先に知りたい方は掛軸買取相場・価格表をご覧ください。お申し込みは無料査定お申し込みから承っています。

よくあるご質問

掛け軸の鑑定は無料で受けられますか

鑑定では掛け軸の何を調べてもらえますか

鑑定と買取査定は何が違うのですか

鑑定書は発行してもらえますか

写真だけで真贋は分かりますか

鑑定はどのように依頼すればよいですか

落款のない掛け軸でも鑑定してもらえますか

鑑定の結果はどのくらいで分かりますか

価値を知りたいだけで売却は決めていなくても相談できますか

LINEで無料査定申込フォームで相談
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